副業したいけど、会社で禁止されているんだよな…
会社にバレずに副業できる方法はないかな…
上記のように思う方もいるでしょう。
たしかに、副業を禁止している会社も多く、もしバレたらと考えると怖いですよね。
しかし、怖いのは、「どうして会社に副業がバレるのか」を知らないからです。どうしてバレるのかを知っていれば、バレないように対策ができます。
本記事では、会社に副業がバレないようにする方法やバレる理由、おすすめの副業を解説します。
シライシも、1年間副業をしていました!
体験談も交えながら、紹介します。会社に副業がバレるのが怖くて一歩踏み出せない方は、参考にしてください。
会社に副業がバレないたった一つの方法
「住民税を普通徴収にする」だけです!
住民税は収入によって変化するため、副業をすると収入が増え、納めるべき住民税が増えます。会社に副業がバレてしまうのは、住民税の額が変わるからです。
あれ、この人給与の割にやけに住民税が多いな…
上記のようになってしまうわけです。そのため、会社に副業がバレないようにするためには、住民税の額を会社に知られない必要があります。
住民税の徴収方法には、「特別徴収」と「普通徴収」があります。
「特別徴収」は毎月の給与から住民税を徴収するやり方で、企業に勤める会社員が住民税を納める方法です。会社が勝手に給与から住民税を引いているため、納めている感覚はないでしょう。
対して「普通徴収」は、自分で住民税を納める方法です。基本的に個人事業主など、企業に属していない人が住民税を納めるやり方です。
国としては確実に税金を集めたいため、企業に勤める人は自動的に「特別徴収」になっています。
ただ、「特別徴収」だと会社に住民税の額が知られてしまうため、「普通徴収」にして会社に住民税を知られないようにする必要があります。
会社に副業がバレてしまう理由3選+α
なぜ、会社に副業がバレてしまうの?
会社に副業がバレてしまう理由は、主に3つあります。
バレてしまう理由を知ると、バレないように何をすればよいかが分かります。必ず把握しておきましょう。
理由①:住民税の額が変わる
住民税の額が変わってバレるのが、一番の理由です!
副業で収入が増えて住民税が変わると、会社に副業がバレてしまいます。
現在の制度では、ざっくり収入の10%を住民税として納めなければなりません。
副業を始めて収入が増えれば、住民税も増えます。ただ、住民税の支払いは勤め先の企業で管理しているため、もちろん各個人の給与や住民税は把握しています。
そのため、給与の割に住民税が高いと、企業の経理が気づきます。住民税が高くなる理由は「収入が増える」からなので、「この人は副業をやっている」とバレるのです。
理由②:同僚や先輩に見られてしまう
直接見られてしまうと、もちろんバレます!
定時前に会社でやりたいと考えている方は、要注意です。
何かの拍子に同僚や先輩に副業しているところを見られてしまうと、バレてしまいます。
社内のうわさは、すぐに広まってしまいます。
特に副業は追加で収入を得ていることになるので、嫉妬などでバラされてしまう危険性は高いと言えます。
副業をする際は、できるだけ社内は避け、家などでするようにしましょう。
理由③:自分で言ってしまう
うっかり自分で言わないように注意しましょう!
案外、自分で言ってしまってバレるパターンも多いです。
これは、副業をしている自分に酔ってしまうケースがあるからです。
副業をしていると、周りの何もしていない人たちを下に見てしまいます。また、副業をしている自分を自慢したい気持ちもあるでしょう。
知ってほしくて、ついアピールしてしまう人は注意です!
社内の人には、たとえ気の置ける同僚だとしても言わない方が良いでしょう。
+α:社会保険料の額が変わる
副業でアルバイトをすると、一発で分かります!
参考ですが、副業は企業に勤めるのではなく、自分の力で稼げる方法を選びましょう。
アルバイトやパートなど、企業に雇われて働くと社会保険料が増えます。
社会保険料も「普通徴収」にすればいいのでは?
上記のように思う方もいるかもしれませんが、社会保険は住民税のように「普通徴収」にはできません。社会保険をバレないようにする方法はないのです。
そのため、副業をする際は企業に雇われずに収入を得る必要があります。企業に雇われないおすすめの副業は、「会社にバレない確率が高いおすすめ副業3選」で紹介しています。
会社に副業がバレないようにするための注意点4選
会社に副業がバレないようにするには、いくつか知っておくべき注意点があります。会社に副業がバレないようにするための注意点は、下記の4つです。
注意点を知らないと、副業を始めた途端に会社にバレてしまいます。副業を検討している方は、必ず知っておきましょう。
注意点①:普通徴収になっているか確認する
「普通徴収」になっているか、念を入れて確認しましょう!
とにかく、会社に副業がバレないためには、住民税を「普通徴収」にすることです。
住民税が「普通徴収」になっているかは、都度確認しましょう。
普通徴収にするには、確定申告の際に住民税の徴収方法の欄で「普通徴収」にチェックを付けます。
通常はこちらで「普通徴収」になるのですが、処理をしているのは人間です。手違いで「特別徴収」になってしまうケースもあります。
電話でも確認すると確実です!
書類提出後に市役所の税務課に電話して確認すると、確実に「普通徴収」にできます。万が一手違いが起きて会社に副業がバレても、国や市は責任を取ってくれません。
不安な方は、電話でも「普通徴収」になっているか確認しましょう。
注意点②:副業していることを社内やSNSで言わない
案外、やってしまっている方が多いです!
副業していることを、社内やSNSで言わないようにしましょう。
自慢したかったり聞いてほしかったりするかもしれませんが、速攻でバレます。
会社にバレずに副業をしたいなら、なるべく証拠を残さないことが最重要です。
SNSで活動するとしても、本名は避けましょう!
注意点③:社内で副業をしない
社内で副業したらバレます!
副業する際は、極力社内は避けましょう。社内で副業をすると、誰かに見られる可能性があります。
誰かに見られたら、すぐにうわさが広まると思った方がよいでしょう。
副業をする際は家やカフェなど、会社以外で作業するようにしましょう。
注意点④:確定申告は必ずする
副業をしたら、確定申告は必ず必要です!
副業をしたら、確定申告をする必要があります。確定申告をしないと、脱税になります。
確定申告って難しそう…
上記のように思うかもしれません。しかし、確定申告はそこまで難しくなく、一人でもできます。
確定申告のやり方については、「【もう迷わない】副業ライターの確定申告のやり方を徹底解説!」で解説しています。
会社に副業がバレたらどうなる?
就業規則によります!
まず、会社に副業がバレても、日本の法律的には問題ありません。
日本国憲法第22条で「職業選択の自由」が規定されているため、副業自体は法律違反ではありません。
しかし、勤めている企業の就業規則に、「副業禁止」や「副業は許可制」などの記載があった場合、何らかの処分があるかもしれません。
副業を始めるときは、まず就業規則をチェックしましょう!
就業規則で副業NGの場合も、企業に言えば認めてくれるパターンもあります。本記事で紹介したポイントを実施していればまずバレませんが、不安な方は確認してみるとよいでしょう。
会社にバレにくいおすすめ副業3選
会社にバレにくい副業があります!
どうせ副業をするなら、会社にバレにくいものがいいですよね?簡単に言えば、アルバイトやパートではなく、在宅でできる副業がおすすめです。
その中でも、会社にバレにくいおすすめの副業を紹介します。
今回紹介する副業は、どれもパソコン一台あればできます。どの副業をしようか悩んでいる方は、参考にしてください。
①:Webライター
Webライターは、最も始めやすい副業です!
Webライターとは、Web上で文章を書く仕事です。皆さんがGoogleで検索して読んでいる記事を書いているのは、Webライターです。
Webライターは文章を書く仕事ですが、文章を書いた経験がない人はほぼいないはずです。
読書感想文やレポートなど、人生の中で文章を書く機会はあるため、全くの未経験から始めなくていいのがメリットです。
プログラミングなどは専門知識のため、副業開始前に勉強しなければいけません。
Webライターはやろうと思ったその日から始められます!
Webライターについては、「Webライターとは?やめとけって本当?仕事内容5選と始め方、年収相場を解説」で解説しています。
Webライターの始め方については、「【初心者限定】Webライターになるには?始め方5ステップと稼ぐコツを解説!」で解説しているので、参考にしてください。
②:ブロガー
ブロガーを始める人も多いです!
ブロガーは、ブログを書いて報酬をもらう仕事です。
「ブログは有名人のもの」というイメージがありますが、今や一般人もブログをやっています。
ジャンルは、カメラについて書いたり好きな漫画について書いたりと、なんでもOKです。自分の好きなことならば続けやすいでしょう。
しかし、ブログはすぐにはお金になりにくいです。最低でも半年、通常は1年~2.3年は見ておいた方がよいでしょう。
そのため、報酬がすぐに発生しなくても大丈夫であれば、ブログはおすすめです。
すぐに報酬が欲しい場合は、Webライターから始めてみるのがおすすめです。
③:Youtuber
Youtuberは、稼ぎの上限がないのでおすすめです!
Youtuberもまだまだ人気です。何と言っても、Youtuberは稼ぎに上限がないのが魅力です。
Youtubeに上げた動画は、自分が寝ているときも誰かに再生されれば報酬を生み出します。そのため、自分が働いていないときにも報酬を生んでくれるのです。
ただし、ブログと同様、Youtuberもすぐにはお金になりづらいです。長期的に副業を考えている人には、おすすめです。
もちろん、顔出しでやるとバレるので、顔出しはNGです!
会社に副業がバレない方法に関するQ&A
最後に、会社に副業がバレない方法に関する下記の質問に回答します。
Q:現金手渡しならバレない?
バレます!
報酬が現金手渡しとはいっても、報酬を出している企業は必ず記録を残しています。
「誰にいくら給料を払ったか」を役所に報告すれば、住民税が計算されてバレます。
Q:確定申告しなければバレない?
バレます!というか、ダメです!
確定申告しなくてもバレます。そして、確定申告する義務があるのにしないと、脱税になります。
税務署はかなり厳しくチェックしているので、バレないとは思わない方がよいでしょう。
確定申告のやり方については、「【もう迷わない】副業ライターの確定申告のやり方を徹底解説!」で解説しています。
Q:会社の副業禁止に法的根拠はある?
ありません!
会社の副業禁止の規則に、法的根拠はありません。そのため、副業がバレても、法律違反にはなりません。
ただ、会社の就業規則に「副業禁止」の文言があれば、会社として処分はされるでしょう。それに反論はできません。
そのため、「法律違反ではないが、会社のルールには違反している」と覚えておきましょう。
Q:普通徴収にしたら、経理にバレない?
バレません!
普通徴収にすると、副業分のみの住民税を自分で納めることになります。
そのため、本業分の住民税はいつも通り会社の経理がやってくれます。
まとめ:会社に副業がバレない方法はある!
会社に副業をバレないようにするには、「住民税を普通徴収にすること」です。
あとは、社内で見つかったり自分で言ったりしなければバレないでしょう。
シライシも1年間副業をしていましたが、バレませんでした!
本記事で紹介した注意点を参考に、副業を行い、新たな人生を切り開きましょう!
コメント